おじさんに手を振って別れた後、球場へ急いだ。チケット売り場は、かなりの行列でチケットが手に入るか心配だったが、なんとか内野の3階席を手に入れた。
階段で3階に登りゲートを通過して球場への入り口に向かうと、お客さんの声のボリュームが上がり、球場の全貌が目に入っ出来た。日本では見た事のない光景が広がっていて思わず、「ワォー」と叫んでいた。
その位い球場が美しく広く、本場のBASEBALLの雰囲気が一気に味わえる空間だった。
手当たり次第シャッターを切った。
残念ながらボンズのホームランこそ見れなかったが、緑の芝生に映える選手が躍動する姿は、今でも脳裏に焼き付いてる。
後、印象的だったのが、お客さん達が個々で楽しんでいる事だった。日本だとお客さんが同じ応援で選手を盛り上げるのだが、メジャーの応援はいいプレーには個々で拍手したり、ミスをしたらブーイングなどと、日本の野球しか知らない自分には新鮮で、いいなぁ、と思った。
ホットドッグを食べたり、ビールを飲んだり、グッズを買ったりと至福の時間を過ごした。
絶対またメジャーリーグの球場に来たいと思いながら球場を後にした。
帰り道、サンフランシスコ名物カニのクラムチャウダー屋さんに寄り、夕方少し寒くなった身体を温めた。