ニューヨークはマンハッタン、アッパーイーストサイドのアパートメントにて、メイシーズ製のカウチから、この文章を届けています。
ここは職場まで徒歩10分、絶えぬ流れのイーストリバーと、消えぬ灯りのミッドタウンをのぞむ、喧騒の中の静謐、雑踏の中の聖域。
2022年の夏に、来ました。
バックパック旅行や短期滞在の延長線上に、辿り着いた生活者としての東海岸。
2017年に大学を出て、5年間の東京研修医生活。海を越えても同じ専門分野で、診断医として研鑽を積むマンハッタンの日常。
粛々としているようで、日々学び慶びに溢れているダイヴァーシティ。
高い確率で、文化的背景を共有しない人々が交差する街。
何が普通、常識かについて可塑、オープンマインディドならずしては相互理解なく、話し合いによる理性的な調和が意識的に追求される街。
お互いに違うからこそ、共通点や相手の好きなところを見出して、笑顔になれる瞬間がたくさんこの街にはあります。
縁あって、そんな止みようのない多様性と新規性の街ニューヨークの今を届けます。
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0569/4468/9186/files/500539203688857635_1024x1024.jpg?v=1711431608)