水無月のマンハッタン、および遠足でメーン州。どちらにもある、初夏の優しい好天と多幸感。
アメリカでは5月末、メモリアルデーを含む三連休をもって夏期到来。皆、堰を切ったように屋外アクティビティに勤しみます。芝生あるところにピクニックあり、基本のピクニックマットから、キャンプチェアを持ち込む上級集団まで。2対2で興じるスパイクボール、飛び込み参加型のフリスビーや、フットボールで執り行われるキャッチボール。屋外グリル装備のあるお宅では、友人を招いて週末BBQ。時には豪勢に、クルーズ船で自由の女神を横目にお遊戯会。少し遠出したニューイングランド各地のブルワリーも、屋外座敷は満員御礼です。
完全に個人的見解ではありますが、京都や東京にいた頃に比べ、夏季にお天道様の下で過ごす時間が増えました。お昼休みにはセントラルパークを臨みながら青空ランチ。仕事終わりでも、夏至に近付くこの頃、お外は20時を過ぎても明るく、テラスやイーストリバー沿いで椅子に座しチル。この非の打ちどころのない初夏の外気浴を逃しては、居た堪れないという価値観。
これから暫くの間、この美しい気候の東海岸に来られる方は、芝生で(ノンアル)ピクニックやハシゴでブルワリーが、少し違った初夏を感じる好いメソッドかもしれません。
